リフォームの挨拶回りでお悩みの方向け。トラブルを避けるための注意点まとめ

リフォームの挨拶回りをするときの注意点

リフォームの契約をして施工の時期が近づいてくると、「ご近所への挨拶回りはどうすればいい?」と悩まれる方もおられると思います。

大前提としてですが、リフォーム規模の大小にかかわらず挨拶回りをしておくに越したことはありません。

理由は単純で、ご近所トラブルに発展するリスクを減らすことができるから。

きつい言い方をすると、あなたの都合でリフォームをするわけですから、事前に近隣の方に「ご迷惑をかけます」と挨拶をするのは当然ですよね。

この記事では、リフォームの挨拶回りで押さえておいていただきたい注意点と、私が挨拶回りに関してお施主さんからよく聞く質問をまとめています。

挨拶回りについて悩まれている方はご参考くださいね。

リフォーム前の挨拶でトラブルを回避できる:

冒頭でもご紹介した通り、リフォーム前の挨拶回りの目的はご近所とのトラブルをできるだけ避けるためです。

もちろん100%ではありませんが、挨拶をしないよりは確実にリスクを減らすことができます。

リフォームが原因で起こる近隣トラブルは大きく分けて以下の3つです。

  • 騒音・ホコリのトラブル
  • 搬出入の車のトラブル
  • 境界のトラブル

最初は小さなトラブルだとしても、それが火種となって大火事となるケースも十分に考えられますので、しっかりと理解しておいてくださいね。

騒音・ホコリのトラブル:

リフォームする以上、ある程度の騒音やホコリは必ず発生します

内部のリフォームならまだしも、足場を組まなくてはならない外壁や屋根のリフォームであれば、当然その量も大きくなってしまいますよね。

  • 洗濯物を外干しできない可能性
  • 夜勤の方の睡眠を妨げる可能性

上記のようにいろいろと考えられます。

間接的しろ、迷惑をかけるわけですから、事前の挨拶回りは筋というわけです。

搬出入の車のトラブル:

ご自宅に材料を搬入するときや搬出のときに、トラックやワゴン車を停車させるのですが、これもトラブルの原因となりえます。

  • 前面道路が狭く交互通行に時間がかかる
  • トラックが邪魔で車庫入れがしにくい

などなど。

挨拶回りのときにトラックを停車する時間帯などを伝えておくことで、お互いにストレスを減らす配慮が必要ですよね。

駐車場がない場合は自宅前に駐車することになる:

時間貸しの駐車場があれば問題ありませんが、住宅地だと駐車場のないことがほとんどです。

その場合、ご自宅前に業者の車を駐車することになります。

工程によっては3~4台が駐車することも珍しくありませんので、より一層、理解を得ておく必要がありますよ。

境界のトラブル:

リフォーム箇所と内容によっては敷地内からの作業が難しく、お隣の敷地から作業させてもらわないといけない場合もあります。

当然ですが、勝手に敷地内に入って作業はできませんので、事前に持ち主さんの了承を得なくてはなりません

自分の敷地に入られたくないという方はわりと多いです。

また、境界トラブルは場合によっては裁判など大きな問題へと発展してしまうこともありますので、必ず挨拶をしておくようにしましょう。

挨拶回りをする前に押さえておきたい注意点:

業者任せにしない:

当然ですが、リフォーム業者も工事前に挨拶回りをしていますが、だからといって、業者に丸投げするのはあまり良くありません。

理由は2つ。

  • 当人が挨拶しないことを良く思わない人もいる
  • 業者側の挨拶回りは形式的なもの

私も挨拶回りをしていていると言われるのが、「本人が来るのが筋ではないか」ということです。

あなたが挨拶回りをしてもリフォーム業者がしても同じじゃない?と思われるかもしれませんが、感じ方は人それぞれ。

ちょっとした手間でトラブルになるリスクを抑えれるなら、迷わずご自身で挨拶回りをされることをおすすめします。

可能であればリフォーム業者より前に行く:

さらに可能であれば、リフォーム業者が挨拶に行くよりも前にご近所への挨拶を済ませてしまうと、なお良しですね。

前述の通り、業者より先に本人が来ないことをよく思わない方もいらっしゃいますし 、先に回ることで業者側もスムーズに回ることができます。

業者側より先に済ます場合は、「いつ挨拶回りに行くのか」その辺りの打ち合わせだけ密にしていれば問題ないと思いますよ。

業者と一緒に行ってもOK:

あまりご近所付き合いがなく挨拶がしづらいという方もおられますよね。

できれば先に済ませてしまうのが望ましいですが、業者と一緒に挨拶回りをしても問題ありません。

ご近所の方から工事について質問があれば、その都度、担当が答えてくれますし 、挨拶をしないよりは全然いいですよね。

ご近所さんとどこまで良好な関係を築けているかにもよりますので、事前に担当者と相談しておくといいですよ。

自治会長・町会長にも挨拶しておくべき:

1ヶ月も2ヶ月もかかるような大規模なリフォームの場合は、近隣の方だけではなく、自治会や町内会の会長さんにも挨拶に回っておくと安心です。

会長さんに挨拶に回ることで、回覧板を回してくれたり町内の掲示板へ貼り紙をしてくれたりと、より多くの人にリフォームをすることをお知らせしてくれます。

すべてはご近所トラブルになる確率を下げるための予防線です。

大規模リフォームを考えられてる方は押さえておいてくださいね。

マンションだと管理組合の許可が必要なことも:

マンションリフォームの場合は戸建てと違い、管理組合の了承をもらわないとリフォームができないことがほとんどなので注意しましょう。

管理組合の強制力は各マンションによって変わりますが、厳しい組合だとリフォーム内容に影響が出ることもしばしば。

リフォームの旨を伝えてから計画をたてていくことがスムーズなので挨拶に行く順番が逆となります。

その代わり、エレベーター内にお知らせを貼ってくれたりとお住まいの方への周知はしてくれますので安心してください。

リフォームの挨拶回りに関するQ&A:

私が挨拶回りについてお施主さんと打ち合わせをするときに、お施主さんからよくいただく質問をまとめました。

皆さん気になっていることは共通していますので、ご参考くださいね。

どこまで挨拶に行くべき?:

「どこまで挨拶回りをしたらいい?」という悩まれる方は多いです。

大前提としてですが、リフォームの挨拶回りに行かなくてトラブルになることはあっても行きすぎで怒られることはありません

できるだけ多く挨拶回りをしておくに越したことはないんですね。

ただ、「最低限これだけは行っておいた方がいいよ」という基準もありますので 戸建てとマンション別にご紹介させていただきます。

戸建ての場合:

挨拶回りの範囲として『向こう3軒両隣』という言葉があります。

道路を挟んだお向かいのお宅3軒と両隣に位置するお宅に挨拶をしておきましょうという言葉ですね。

概ね問題ありませんが、リフォームの場合はこれに加えて『後ろ3軒』にも挨拶をしておくと間違いありません。

敷地が面していることがほとんどですし、回っておいて損はないですよ。

マンションの場合:

マンションの場合はもう少し範囲を狭くして大丈夫。

基本的には両隣と上下階のお宅に挨拶するのが一般的です。

リフォーム前に管理組合には挨拶をしているはずなので、ご自宅と接している4軒に挨拶回りをするようにしましょう。

手土産は必要?:

「手ぶらで挨拶はちょっと…」「引っ越しのように何か粗品を渡したほうがいいのかな?」という疑問も多く聞きます。

正直どちらでもいいと思いますが、気になるのであれば1,000円前後の手土産を渡せばOKですよ。

一昔前であればタオルが多かったのですが、最近はキッチン洗剤などの消耗品が喜ばれるみたいですね。

どの時間帯に行けば在宅率が高い?:

いくら挨拶回りが大切だからといって留守のたびに何度も行くのは手間がかかりますよね。

在宅時間はご家庭によってもまちまちですが、私の体感として比較的在宅されていると感じるのが、『土曜日の午前中』です。

平日の夕方以降も在宅率は高いですが、何かと忙しい時間帯ではあるので、できれば避けるほうがいいと思いますよ。

留守の場合はどうすればいい?:

「じゃあ留守の場合はどうするの」ということですが、基本的には “会えるまで何度も行く” が定石です。

手紙で済ませたりする方も多いですが、面と向かって話すことが何よりも大切。

時間帯をずらして何度か尋ねてみるようにしましょう。

まとめ:

ここまでリフォームの挨拶回りで押さえておいていただきたい注意点についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

挨拶回りはご近所トラブルとなるリスクを減らすためにしておくものなので、手間がかかったとしても妥協するのはよくありません。

これもリフォームを成功させるためのステップだと思って、ご自身で行くようにしていただければと思います。

参考記事:

「リフォームの業者選びでまだ悩んでいる」という方はこちらの記事も合わせてご参考ください。

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